- てんせい
- I
てんせい【填星】土星の異名。 鎮星(チンセイ)。IIてんせい【天声】(1)天の発する声。(2)雷鳴。 また, 雷鳴のような大声。IIIてんせい【天性】※一※〔古くは「てんぜい」とも〕生まれつき備わっていること。 天から与えられた性質。
「~の明るい気質」
※二※ (副)まったく。IV「~知らずといふやらん/平家(六・長門本)」
てんせい【天成】(1)天の成したこと。 自然にできたこと。「~の要害」
(2)生まれつき。V「~の才」
てんせい【天生】自然に生じること。 うまれつき。VI「~の美人」「愛国者は詩人の如く~なり/求安録(鑑三)」
てんせい【展性】金属が打撃や圧延によって, 破壊を伴わずに薄い板や箔(ハク)になる性質。 展性の最大なものは金。VIIてんせい【点睛】動物を描き, 最後に睛(ヒトミ)を書き入れて完成させること。 転じて, 重要な部分を最後に加えて全体を完成させること。→ 画竜点睛~を欠・く大切な要点がおちている。VIIIてんせい【転成】(1)性質のちがう他のものに変わること。(2)ある語が本来の文法的機能を失って他の品詞としての性質を持つようになること。IX「動詞の連用形から~した名詞」「~名詞」
てんせい【転生】生まれ変わること。 輪廻(リンネ)。 てんしょう。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.